2019年9月23日月曜日

シンボッティジャパンツアー

先週の水曜日に上石神井でジンバブエのムビラMBIRAという楽器の演奏会に行って来ました。

MBIRAとは
アフリカ南部に位置するジンバブエのショナ民族に、1000年以上前から土着信仰の儀式で使われる楽器。先祖への感謝を捧げ、先祖から子孫は生き抜くための智慧や力を受け取るとされる。
Simbotiの師であるBandambiraの流派ではMBIRAの機能を、「Remind(想起させること)」としている。各曲に込められた様々な教えが、この世界を生き抜くために想起させていく。
ツアーサイトのなかの説明より。サイトリンク

この度、ツアーで日本に来ているシンボッティさんはこの楽器の巨匠だそうです。

このムビラという楽器、全く知らなかったのですが、フェルデンクライスプラクティショナーの仲間が群馬でこの演奏会に行って、やばかったと教えてもらいました。

それでシンボッティさんの弟子で、この度のツアーのオーガナイザーであり、一緒に演奏している実近修平さんのインタビューを読んで感銘を受け、これは行かなければ、と思ったわけです。インタビューリンク

そして演奏会、、やばかった。。とても感動しました。

もともと電子音楽も好きで、パーカッシブで重層的な音の並びはすごい好みなのです。

でも今回、全く質の違うものでしたね。生身の人間がやっているので当たり前かもしれませぬが。比べるのもおかしな話でしょうが、、。
MBIRAこれは、楽しむためでけではなく、先祖供養の儀式のための音楽、、信仰に関わっていることであります。
お弟子さんでオーガナイザーの実近さんは、信仰であるが宗教ではない(閉じたもの、勧誘などの求心力がない)と語っていました。

演奏から意識、無意識、そして身体への働きかけ(Remind)を感じました。

床に座って聴いてたのですが、ある曲では前の方に引っ張られ、最後の曲では体が上の方に持ち上げられました。

曲ごとに物語とテーマがあって、そのお話しも含め、生きるための智慧を授けてくれていると思います。音も激しくはないですが、単なるリラクゼーションではなく、立ち上がり、立ち向かうための力と勇気を与えられたような。

帰り道は身体が解放されたように感じて歩いていました。

あとやっぱり単純に音楽として、ものすごくかっこいいのです。
CDを買って、シンボッティと実近さんからサインもらいました。
嬉しかったです。

いろんな人に生でこの演奏会を体験してもらいたいと思っています。人によって色々受け取るものは違うかもしれません。
東京でのツアーはもう終わってしまいましたが、私はどっかでもう1回くらい見たい思っています。ジンバブエから来てくれている相当に貴重な機会ですから。



フェルデン下町

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